2011年8月9日火曜日

STELLAVOX SP-7 のモーター

ステラボックスSP-7のモーターを分解してみた。NAGRAと同じキャプスタンダイレクトドライブだがモータの構造はずいぶん違う。下の写真は整流ブラシの押さえバネ。接点切り変わり時に一瞬短絡するが大きな貫通電流が流れないよう各接点、直列に22Ωが入っている。また、雑音軽減用のインダクタとコンデンサもプリント基板上に実装されている。
整流子押さえバネ

キャプスタン側磁石
 下は永久磁石。コイルが巻かれているが、これは生産時の着磁用と思われる。すなわち、モータ組み立て終了後、強力な電流を流して着磁、永久磁石を作成する。(配線はモータの外に引きだされているが、本体の電気回路とは何も接続されていない。)
キャピスタン側磁石拡大
 回転数の検出は光による。下の写真の右側のアルミブロックにランプとフォトトランジスタが封入されている。ランプはエポキシで固められているので、万一、故障した場合はアルミブロックごと交換。
あるいは、モータごと交換か?
モータ全景
 回転子の外側に縦のパターンが印刷されており、ランプで照明。フォトトランジスタで回転数を検出、回転数が一定になるよう制御する。
光による回転数検出

ロータを外した状態
 中央部が電気ブラシ。NAGRAと異なり、モータの最深部にあるので、接点の清掃は簡単にはできない。
中央部整流ブラシ拡大

回転子と接点部

回転検出用パターン

NAGRAと同様、フィードバックをかけなくとも、スムーズに回転する。


3 件のコメント:

  1. はじめして
    Stellavox SP-7で検索していてこちらを発見しました。
    当方もSP-7を所有していますが、現在故障中です。
    モーターは、動作しますが、巻き取り側のリールの回転が遅いためテープが飛び出してしまいます。

    巻き取り側のリールの回転調整は、テンションアームで調整していると思いますが、これの適正調整方法をご存じでしょうか。アームにつながるワイヤーを巻き取るネジで調整するのだと思いますが。。

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  2. ジャンクで入手したSP-7はピンチローラのゴムが劣化でなくなっており、再製はあきらめ分解しました。調整はご指摘のように6角レンチでワイヤーの長さの調整して行うのだと思います。

    Nagra IV-SJでもテンションアームのバネの調整で巻き取りトルクを調整しますが、かなりシビアです。

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  3. 早々のご返信ありがとうございます。
    調整してみます。

    ちなみにピンチローラーのゴム張替は、下記のところで
    出来ると思います。私もNAGRAのゴム張替やって頂きました。
    ちょっとゴムの材質は、異なり黒いゴムです。
    http://www.terrysrubberrollers.com/

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